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2021.06.27

県道204沿いの踏査・・・

6月27日(日) 曇/晴

県道204沿いの製作遺跡の踏査をしました。

本来の目的は「猿掛木床」と言われる製作遺跡を見つけるためです。

この遺跡は月川繁雄氏(故人)が発見,命名された遺跡になります。

が,発見は難しいです(何とかしないと・・・)。

でも,別の製作遺跡を発見しましたが,すでに畑の造成で消滅していました。

何とか未成品が残っていたので写真撮影をしました。

あとは遺跡の現況も。

西彼杵半島における製作遺跡の把握はなかなか大変ですね。

でも,頑張ります!

  

  

2021.06.21

戸根原石鍋製作遺跡

鳥加川流域の石鍋製作遺跡群の踏査の帰りに戸根原石鍋製作遺跡に立ち寄りました。

ここのところ行っていなかったので,迷いはしないかと思いきや実際は簡単に行けました。

体が覚えているのですね。

久々の訪問。

結果,異状なし!

という事でした。

 

2021.06.20

鳥加川流域石鍋製作遺跡群

 6月20日(日) 晴

本日,鳥加川流域の石鍋製作遺跡を踏査してきました。

ここは何度も踏査をしていますが,1度も製作遺跡を発見することができないエリアでした。

が,ついに・・・発見しました。

新規で2カ所!

月川繁雄(故人)氏の報告と照合した結果,氏の報告遺跡である可能性が高いと判断しました。

やっと見つけました…。

月川氏は90年代から2000年の初頭にかけて西彼杵半島と長崎半島の石鍋製作遺跡を調査された民間の方でした。

地図に踏査した遺跡をプロットしているのですが,誤差がありすぎて現地確認が難航を極めます。

地図上で100m違えば,山ひとつ移動する羽目になります。

これで何度もやられました!

でも,今回,月川報告遺跡の一部を発見しました。

今後もこの勢いで踏査を続けていきます。

#鳥加川流域

#西彼町

#月川報告

 

2021.06.14

マイナスイオン・・・

 6月13日。

岩背戸渓谷の調査に行く前につがねの滝へ・・・。

つがねは「2対の蟹」を意味します。

云われはわかんないですが(^-^)

調査前にマイナスイオンをもらってきました。

とても気持ちよく,気分も爽快になりました!

2021.06.14

岩背戸渓谷沿いの石鍋製作遺跡

 6月13日に岩背戸渓谷の石鍋製作遺跡に行きました。

ここは遺跡地図には記載されていない場所で2017年に発見しました。

今回はパトロールを兼ねて追跡調査。

特に異常なし!

雨に濡れた製作遺跡もなかなかいいものですね。

2021.06.08

記録と記憶・・・

聞き取り調査で地元の古老から話を聞く機会がありますが、大抵は盛った話をされることが多いです。

その中で使える内容はわずか・・・。
よくて3割~4割。
聞き取り調査はなかなか難しいところがあります。
私も1週間前の出来事を忘れるのに、数年~数十年前の話を正確に話すことはメモを取っていない限り無理な話なのです。
だからこそ、聞き取り調査は自分で取捨選択しながら記録を取る必要があります。
よく言われたものです・・・。
人の話は疑ってかかれ」・・・と。
昔の人は良い事を言いますね。

2021.06.08

旧友・・・

目一つ坊石鍋製作遺跡に行きました。

本当にここは数えきれないくらい足を運んでいます。

旧友って感じです。

ここで石鍋の製作技法や消費地や生産地の関係,石鍋の形態変化や社会状況を考えてきました。

そして・・・

考古学にたいする向き合い方を教えていただきた遺跡でもあります。

私は生涯かけて,ここの記録を取っていきます。

これが私の目一つ坊に対する恩返しですからね。

2021.06.08

これで2度目

6月6日にホゲット石鍋製作遺跡に行ってきました。

目的は遺跡の様子を見るためです。

いわばパトロールみたいなものですね。

そしたら,進入禁止のバリケードが・・・。

おおよその察しはついていましたがね。

案の定,第6工房址の崩落・・・。

私が知る限りこれで2回目。

生産遺跡である石鍋製作遺跡は記録保存が必要です。当たり前ですが形あるものはいつかは壊れる。

これは自然の当然の節理・・・。

目先の修復ではなく,先を見通した対策が必要でしょう。

予算がないとかの問題ではないですね。

借金してでもやるべき,そして取り組む課題です!

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西海市内や長崎市内に限らず県内の滑石製品を考古学の視点から研究を実施していきます。有志活動なので出来る事は限られますが、客観性と実証主義を基づいて調査活動をしています。

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