ごあいさつ

 長崎石鍋記録会2007年に有志が集まってスタートしました。

 かつて古代末期から中世にかけて滑石製石鍋の生産地として長崎県西彼杵半島の滑石は重要視されました。1000年経過した現在でも,石鍋を切り出した跡,すなわち石鍋製作所跡は健在で私たちにその雄姿を見せてくれます。しかし,風雨による影響や人為的な破壊によって少しずつその姿を変えています。極端な言い方をすると消滅しているものもあります。形あるもの いつかは消えていきますが,これを黙って見ているわけにはいきません。

 私たちは考古学専攻で培った知識を最大限に発揮し,発掘調査は実施しないものの,現地調査によって各製作遺跡の性格存在意味,そして製作技術等の解明を行っています。

壮大なテーマに取り組んでいることは承知しております。

とにかく頑張ります 

みなさんの応援,よろしくお願いいたします。

長崎石鍋記録会 案内

  • 活動内容

西海市内や長崎市内に限らず県内の滑石製品を考古学の視点から研究を実施していきます。有志活動なので出来る事は限られますが、客観性と実証主義を基づいて調査活動をしています。

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